ライブラリに新たな機能を付加して便利にするアドオンや、WinampではGeneralプラグインにより提供されるような機能は、MediaMonkeyではプラグインよりもスクリプトとして提供されている物が多い。MediaMonkeyは主にファイル管理機能を重視して選ばれるソフトゆえ、スクリプトはプラグイン以上に重要といえる。



導入方法

スクリプトは一部を除いて公式サイトのAddonページや公式Forumの「Scripts and Components板」などで公開されている。
スクリプトには2つのタイプがあり、インストール方法は一部例外を除きおよそ5通りに分かれる。また、インストール先の \Scripts は、MediaMonkey のバージョンやインストール方式により複数箇所に分かれる。尚、最近の物は多くが ".mmip"タイプである。

  • Auto-scripts : \Scripts\Auto に入れるタイプ
    • 拡張子が ".mmip" のファイルは、ダブルクリックすれば自動でインストールされる。このタイプはメニューのツール>拡張機能...で管理可能。尚、インストールに際しては予めMediaMonkeyを起動しておいてから行ったほうが良い。
    • 拡張子が ".exe" のファイルは、ダブルクリックすれば自動でインストールされる。尚、インストールに際しては予めMediaMonkeyは終了しておくこと。
    • 拡張子が ".vbs" (或いは".js")のファイルは、自分で \Scripts\Auto の中に入れる。
    • 公式Forumにスクリプト文が記述されている場合は、テキストエディタにコピペしてファイル名 "○○○.vbs" (或いは".js"。ファイル名はForumのres中に大抵書かれている)で \Scripts\Auto の中に保存する。
  • Normal Scripts : \Scripts に入れて、更にscripts.iniに設定の記述が必要なタイプ
    • 公式Forumに記述されているスクリプト文をテキストエディタにコピペして、ファイル名 "○○○.vbs" (ファイル名はForumのres中に大抵書かれている)で \Scripts の中に保存する。更に、\Scripts\scripts.iniをテキストエディタで開き、res中あるいはスクリプト文内のコメントアウト行などに記述されている設定文をコピーして末尾に追記し上書き保存する。
  • 尚、\Scripts\Auto フォルダ および \Scripts フォルダは、MM3 および ポータブル版インストールの MM4 では、MediaMonkey インストールフォルダ下にある。
    通常インストールの MM4 では、上記の場所に入れれば全ユーザー共通で有効になる。各ユーザーごとに環境を分けたい場合は、以下の所に入れる。
    【Windows XP】
    C:\Documents and Settings\<USERNAME>\Application Data\MediaMonkey\Scripts
    【Windows Vista】
    C:\Users\<USERNAME>\AppData\Roaming\MediaMonkey\Scripts


注意点

  • 日本語が一部正常に扱えないスクリプトが結構あるので、充分に動作確認をしたほうが良い。これはスクリプト自体に問題がある場合もあるが、スクリプト・エンジンの問題である場合もある。例えば、mediamonkey.ini中にデータを保存するスクリプトでは保存データ中に日本語の特定文字が含まれると文字化けが起こるが、これはスクリプト・エンジンの問題だと思われる(注. この問題はMM3.1以降では解消されている模様)。
  • 一部のスクリプトではスクリプト起動時などにActiveXコントロールの安全性に関する警告が毎回出る場合がある。これを抑制する方法は、こちら

主なスクリプト紹介

再生

A-B Looper

  • 機能
    A-B間リピート(区間リピート)を可能にする。曲の最初と最後付近を指定すればトラックリピート風にも使える。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/addons/browse/item/a-b-looper/
    http://www.rik.onl/mediamonkey/search.php?all=scripts
  • 備考
    リピート終端を曲終端にするとInputプラグインとの相性などにより失敗する場合がある。トラックリピートとして利用したいなら終端を微調整出来るような改造をしたほうが良いかも。

    (参考改造例)
    BtnB.Caption = "B="&(SDB.Player.CurrentSongLength -500)
    (122行目、ループ終端のデフォルト値を曲の終端より0.5s前に変更 500は環境により要調整)

Bookmarker

  • 機能
    ライブラリに「Bookmarks」ノードが作られ、再生中のファイル(再生位置含む)を任意にブックマークとして登録出来るようになり、登録曲を即座に再生できるようになる。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=7672

Cue Reader

Mega DJ

  • 機能
    Gold版のオートプレイリストとほぼ同等の多彩な抽出条件を使ったノードを作成できる。また、作成したノードによる抽出内容をワンタッチでプレイリスト化(随時更新可能)出来るので、携帯デバイスとの同期にも使える。フリー版ユーザーにお勧め。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=33850

Radio-DJ

Repeat Single Track

Silence Between Songs

Single/Continuous play and Delay Before/After play

  • 機能
    同じ曲の繰り返し再生が可能。その際、自動リピートも出来るし、一度再生するごとに停止させる(再生中リスト上のフォーカスは次曲には進まず、再生を再開すればまた同じ曲が再生される)ことも可能。
    また、連続再生や単曲自動リピート再生において、次の再生との間に指定秒数のポーズを挟むことが出来る。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?f=2&t=77783

SongPreviewer

楽曲情報の取得

Batch Art Finder

Discogs Tagger

Genre Finder

MusicBrainz Tagger

  • 機能
    フリーのCD情報DB・MusicBrainzのフィンガープリント情報・PUIDを利用したMusicIP検索によるタグ付け。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/addons/browse/item/musicbrainz-tagger/
  • 備考
    "WEBから自動タグ付け"の検索先にMusicBrainzが追加される。まず曲の音声解析を行い、それを元に検索するのでやや時間がかかるが、一切タグが無い状態でもタグ取得が可能。但しDB中に邦楽データが少なそうなのが残念。MM3用に作られているため、MM4に新規インストールするには工夫が必要かも。こちらを参照。

楽曲情報の表示

Lyrics and Comment Viewer

Magic Nodes

Monkey Flow

Monkey Rok

Song Information Panel

  • 機能
    選択曲、再生曲のタグ情報、ファイル情報をパネルに表示。表示項目をユーザーが設定可能、かつ各種表示スタイルが選べる。日本語化されている。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=41882

楽曲情報の編集

BPM.tapper

  • 機能
    曲に合わせてタッピングすることでBPMを計測する。計測結果をボタン一つでタグに書き込み可能。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=15474
  • 備考
    タッピングをマウス・クリックで行うと速度が速いとカウント漏れがある。計測開始前にタップボタンを一度クリック(これはタッピングとしてカウントされない)してフォーカスをタップボタンに移し、以降の計測用タッピングはSpaceキー押下で行うのが良い。MP3ならばMixMeister BPM Analyzerで自動計測が便利だが間違いもあるので、MP3以外や正確に計測したいときに。

Case & Leading Zero Fixer

Custom Fields Tagger

Extract Fields

ライブラリのメンテナンス

Album Art Tagger

  • 機能
    アートワークに関する様々な一括処理が可能。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/addons/browse/item/album-art-tagger/
  • 備考
    1.埋め込みアートワークをファイル名ルールに則り画像ファイルとして取り出し
    2.ファイル名ルールに合致する画像ファイルをタグに埋め込み
    3.埋め込みアートワークの除去
    4.埋め込みアートワークを画像ファイルとして取り出し、リサイズ
    5.機器が非対応のアートワークを除去
    6.サイズが合わないアートワークを除去
    7.不正なアートワークを除去
    8.1枚目以外のアートワークを除去
    9.フロントカバー画像の割り付け変更
    10.アートワーク説明の設定
    11.リンク画像ファイルをタグに埋め込み
    12.リンク画像ファイルをfolder.jpgにリネーム
    13.リンク画像ファイルをファイル名ルールに則りリネーム
    14.画像の個別編集
    15.カバー種類の合わないアートワークの除去
    16.フロントカバー画像を1枚目のアートワークに設定

Auto Rate Accurate

Clear Now Playing

  • 機能
    MMは終了時に再生中リストの内容を記録し、次回起動時にこれを自動的に読み込むが、このスクリプトは起動時に再生中リストをクリアしたり曲数を指定数まで減らすことが可能になる。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/addons/browse/item/clear-now-playing/

Export M3Us for Child Nodes

Modify Play Counter

  • 機能
    曲の再生回数データを任意に修正出来るようにする。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=1461
  • 備考
    Normal Scriptsなので、scripts.iniへの設定追記も忘れずに。
    尚、MM4からは再生回数はライブラリ・リスト上などで自由に編集書き換えが出来るようになった。

Played Date & Counter

  • 機能
    MM3以降からは、曲を最後まで再生しないと再生としてカウントせず、最終再生日と再生回数が更新されない仕様に変わったが、このスクリプトは再生をカウントするタイミングをユーザーが任意に設定出来るようにする(30秒以上再生したら、再生としてカウントする、など)。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=55222

Startup Node

Tagging Inconsistencies

Track Redirection & Synchronization

検索

Incremental Search

  • 機能
    ライブラリ全体のアルバム、アーティスト、タイトルを対象にしたインクリメンタルサーチ機能を提供する。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=26511
  • 備考
    こちらにあるようにMM3.1の検索機能には制約があるが、このスクリプトはフルテキスト検索が可能なので、代替で使うのに好適。尚、このスクリプトをベースにしたインクリメントサーチでない検索スクリプト(こちら)もある。

Sub Search

  • 機能
    ライブラリ全体の主要タグ項目を対象にした検索機能を提供する。
  • 入手
    http://sarasate.seesaa.net/article/147665492.html
  • 備考
    こちらにあるようにMM3.1の検索機能には制約があるが、このスクリプトはフルテキスト検索が可能なので、代替で使うのに好適。尚、このスクリプトのベースになったインクリメントサーチの検索スクリプト(こちら)もある。

レポート出力

Advanced Report

Custom Report

共有、ネットワーク

Monkey Server

外部ソフトとの連携

Embedded Minilyrics

Export M3U & Play In Winamp

  • 機能
    MMで管理・選曲し、再生には他(LilithやFrieveなど)を使いたいならこれ。選曲した曲群で構成されたm3uプレイリストを一時的に作成し、それをコマンドラインで指定アプリに渡す。従ってコマンドライン文字数制限の制約が無く、多数のファイルを一度に渡すことが可能。
  • 入手
    http://www.mediamonkey.com/forum/viewtopic.php?t=6566
  • 備考
    スクリプト38行目のプレーヤー・パス部分、39行目のプレイリスト・パス部分、177行目のコマンドライン・オプション部分をエディタ等で適宜書き換える必要がある。51〜54行目はお好みで日本語等に変更を。
    WinampEXE = Chr(34)&"c:\Program Files\Winamp\Winamp.exe"&Chr(34)  ' → 使用プレイヤーに合わせてパスを変更
    tempM3UPath = "c:\\mmExportM3UTemp.m3u"  ' → パスを適宜変更
    
    Sub kwEnqueueWinamp(arg)
      kwRunCommand("/ADD")  ' → 使用プレイヤーのコマンドライン オプションに合わせて変更
    End Sub

External Tools

選択ファイルを他のソフトで開く簡易スクリプト

  • 機能
    選択ファイルを右クリックから他ソフト(再生ソフト、タグエディタ、波形編集ソフト、etc.)で開くためのスクリプト。
  • 入手
    Option Explicit
    
    Sub OnStartUp
       'MM起動時の動作---メニューの追加処理
       dim MenuItem
       
       '再生中リストの右クリックにメニュー追加
       SDB.UI.AddMenuItemSep SDB.UI.Menu_Pop_NP, 1, 1
       set MenuItem = SDB.UI.AddMenuItem(SDB.UI.Menu_Pop_NP, 1, 1)
       MenuItem.IconIndex = 13
       MenuItem.Caption = "WMP でファイルを開く"     '*右クリックメニューに表示したい文字列に変更
       MenuItem.Enabled = True
       MenuItem.UseScript = Script.ScriptPath
       MenuItem.OnClickFunc = "OpenFile"
       Set MenuItem = Nothing
       
       'トラックリストの右クリックにメニュー追加
       SDB.UI.AddMenuItemSep SDB.UI.Menu_Pop_TrackList, 1, 1
       set MenuItem = SDB.UI.AddMenuItem(SDB.UI.Menu_Pop_TrackList, 1, 1)
       MenuItem.IconIndex = 13
       MenuItem.Caption = "WMP でファイルを開く"     '*右クリックメニューに表示したい文字列に変更
       MenuItem.Enabled = True
       MenuItem.UseScript = Script.ScriptPath
       MenuItem.OnClickFunc = "OpenFile"
       Set MenuItem = Nothing
    end Sub
    
    Sub OpenFile( Itm) 
       'メニューがクリックされたときの動作
       dim TesSong, fs, f, s, WSHShell
       
       TesSong = SDB.SelectedSongList.Item(0).Path 
       Set fs = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") 
       Set f = fs.GetFile(TesSong) 
       s = Chr(34) & f.Path & Chr(34) 
       Set WSHShell = CreateObject("WScript.Shell") 
       WSHShell.Run Chr(34)&"C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe "&Chr(34) & s      '*ソフトをフルパスで指定
    End Sub 
  • 備考
    上記コードをメモ帳などにコピペし、openfile.vbs という名前で \Scripts\Auto に保存。 「*」のコメントが付いた3行は自分で書き換えてください。

その他

Right Click for Scripts


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Last-modified: 2018-02-11 (日) 23:20:08 (223d)